捕えられた吸血鬼







「あーマジで苛々する。どっかヴァンパイア落ちてねーかな」




クラウスは上着をソファーに掛け、台所へ向かい冷蔵庫から水を取り出す。



あいつ…今、どんでもねぇこと言ったぞ…

あいつの場合、ヴァンパイアで鬱憤を晴らしたいだけだろ?



……マジで怖いんだけど。



「…ん?なに、その鍋」



水を飲んでいたクラウスはクリームシチューが入ってる鍋に気づいてしまった。




あ、やっべ。
普通にバレちゃったよ。




まぁ…あんなわかりやすいところに置いてたから……そりゃ、バレるよな。



だけど……俺、ちょっとヤバくね?
すっげぇ、危険を感じる。



クラウスは鍋の中を確認し、その後冷蔵庫の中身を確認する。



そしてクラウスは無言でこっちに戻ってきた。