捕えられた吸血鬼








ああ…ヤバい。
眠気か半端ない。



吸血鬼は夜型だけど、クラウスとの生活のおかげで夜は眠くなってしまう。



「…アメリア、もしかして眠い?」



ノーマンは私の様子を見て聞いてくる。



「……ノーマンは?」



「さっき少しだけ寝たから大丈夫」




ノーマン…いつの間にか寝ていたんだ。
私がテレビに夢中になっている間に。




「眠いんなら、寝ててもいいよ?クラウスが帰ってきたら、起こしてあげるから」



「本当?絶対に起こしてね!そしてクラウスの反応見たいから、クリームシチューのことは言わないでね」




「言わないよ。一緒に反応楽しもうね」




その言葉を聞いて安心した私は、ソファーに寝転ぶ。



「え、部屋で寝ないの?」



「…だめ?向こうまで行くの面倒臭くて…」


っていうよりも、早く寝たい。
移動する時間が勿体無い。



「んー…まぁ、そうだね…風邪引かないなら…いいんじゃない?」



「うん、大丈夫だよ!」



私、風邪引いたことないし。
そう思いながら、私は目を閉じて夢の世界へと飛び立った。