結局、野菜の皮剥きは全部ノーマンがしてくれた。 見てるとハラハラすると言うんだもん。 「じゃあ、次は野菜を切っていって」 ノーマンから再び包丁とニンジンを渡される。 私は包丁を高く上げて、ニンジンに向かって振り下ろす。 あ…あれ? 野菜切る時って…ガンっと大きな音…鳴るんだっけ…? ちらっとノーマンを盗み見すれば、ノーマンは余計に顔を青ざめていた。 「……アメリア…鬱憤晴らしてる?」 「ち、違う!」 失礼なっ! これでも私、すごく真剣なんだよ!