捕えられた吸血鬼








「…でも、材料がないよ?買いに行くとしてもクラウスから外に出るなと言われてるし」




「クラウスのことだから、大量買いしてるんじゃない?」




確かに…材料はあるかもしれない。
ここに来た時は市販の物だったけど、最近はクラウスが作ってくれる。



あんなに性格は歪んでいるのに、料理は上手いのだ。



そう思っているとノーマンは立ち上がり、キッチンの方に向かった。



そして冷蔵庫を開け中を確認する。




「ほらな。結構材料あるだろ?」




「でも、勝手に使ったら…クラウスから怒られない?」



「大丈夫じゃない?…まぁ、被害に来るのは俺だけだと思うし」



「そうなの?」



「俺に容赦ないからね」



ノーマンは苦笑して、何を作ろうかと考え始める。



料理か…
初めてやるから、緊張する…


上手くできるかな…