捕えられた吸血鬼







「ノーマン…」



私もノーマンの後をついて行き、ノーマンの隣に座る。


答えが聞きたいが為に。



「そういえばアメリア。料理作ってみたくない?」




突然のノーマンの言葉に私はむっとする。


話、はぐらかされた…




「…ノーマンも教えてくれないんだ」



「それよりも、クラウスの喜ぶ顔を見たくないかなと思って」



「クラウスの…」



喜ぶ顔…



思えば、クラウスの喜ぶ顔を見たことがない。
もちろん、笑顔も…



….…見てみたいかも。




「やりたい!喜ぶ顔、見たい!」



「じゃあ決定だね」



クラウスの喜ぶ顔のことで頭がいっぱいで、ノーマンの女好きの話はもう頭になかった。



これがノーマンの作戦だと知らずに…