捕えられた吸血鬼








相変わらずノーマンは優しい…



ポンポンと慰めてくれるノーマンの手がとても安心する。
ーー吸血鬼討伐隊なのにね。




「ありがとう、ノーマン」



素直にノーマンにお礼を言うと、ノーマンもふっと笑みを見せる。




「そりゃ、女の子の見方ですから」




「あ、そう聞きたかったの!前にクラウスがノーマンのこと女好きとか言ってたけど…男が嫌いってこと?クラウスが嫌い?」



「んー…そうだね。なんて説明しようか………こういう時世間知らずって厄介だよね」




後者の方は声が小さくて聞こえなかったから首を傾げると、ノーマンは何でもないと言う。




「クラウスに聞いてみたら?」



「クラウスは答えてくれなかったもん。だからノーマンは教えてくれるかなって…」



「……なるほどね」




さーて、どうしようか。とノーマンは私から離れ、ソファーに座り始めた。