捕えられた吸血鬼







「……もしかして、寂しいんじゃないの?」




ノーマンの言葉にハッとして、思わずノーマンの顔を見る。




「だってさ、アメリアはクラウスに拾われてから、ずっと一緒にいたわけでしょ?…まぁ、勤務時間は省いて」




クラウスから拾われたじゃなく、連れて来られたというのが正しいけど…



でも…この数日間を振り返ってみると、確かに私はクラウスが仕事でいない時以外はずっと一緒にいる。



…それは…あの屋敷にいる時は考えられないことだった。




屋敷にいた時、使用人は用事の時だけ部屋に来て、すぐに出て行ってしまう。



サリーだって…同じだ。


私はあの屋敷ではずっと…一人ぼっちだったんだから…





「ずっと自分と一緒にいたクラウスが初めて会ったコーネリアに取られたんだもんね。そりゃ寂しくなるよな」




そう言ってノーマンは私に近づき、頭をポンっと乗せる。