「クラウスとコーネリアさんは…恋人同士ってことね!」
「……はい?」
「前に読んだ本に書いてあったの!恋人は互いを大事に想うって。特別なんだって」
「……ちょっと待って、アメリア。…それなんていう本?」
そっかそっかと納得する私。
しかし、ノーマンは意味がわからないという感じで、私が読んでいた本が気になるみたいだ。
「え?普通の本…」
「いや、その普通の本がわからないんだって」
クラウスと同じ反応するなぁと思いながら、二人が出て行った玄関に目を向ける。
二人が恋人同士だから、クラウスがコーネリアに優しいのは納得できた。
……できたはずなのに、まだもやもやが抜けない。
どうしちゃったんだろう…私…


