捕えられた吸血鬼








「クラウス!早く行こうよ!時間がなくなるじゃない」




「コーネリアがパパッと決めればいいじゃん」



「女の買い物は長いものなのよ」



「はいはい」




コーネリアは痺れを切らし、クラウスの腕を引いて外へ出掛けてしまった。



「……」



なんだろう…この気持ち…
胸がもやもやする…




クラウスがいないから…?


でも、仕事で家にいない時はこんな気持ちにはならなかった。





じゃあ…なんでだろう…
コーネリアと一緒だから…?




何だかすっかり食欲が失せてしまった。
まだ半分もあるのに…




「どうしたのアメリア。気分でも悪い?」



ノーマンの言葉に俯く私。



さっきのチャイム音はもう大丈夫になった。
だけど、また別の問題が発生してしまった。