クラウスはちっと舌打ちをして、私から離れてノーマンと向き合う。
「なんで手助けするかなー?こっちは先日のお仕置きをしてただけなんだけど」
「なんだよ、お仕置きって!それに女の子から助けを求められたんだ!断れるわけないだろ!」
「これだから…女好きは…」
クラウスはノーマンから警棒を取り返し、懐にしまう。
そしてクラウスはノーマンと一緒に来ていた可愛らしい女の子に視線を向ける。
「コーネリアは一体何の用?」
“コーネリア”。
先日、クラウスと買い物に行った時に、クラウスが言っていた名前。
この子……だったんだ。
「クラウスは今日昼からの勤務でしょ?だからその前に私の買い物に付き合ってほしいの」
いいでしょ?とクラウスの腕を組む女の子……コーネリア。
そしてなぜか私の方に視線を送り、不適な笑みを浮かべた。
な、なんで…?


