「んー…。」
さて、どうしようか。
今日もまた会議で計画を立てなきゃいけない。
とりあえずトイレ行こ。
*
「冷たっ…」
いくらあたたかい春とはいえ、水はやはり冷たく感じるな。
てくてく歩いてドアから顔をだしたそのときだった。
「わっ!!」
そこには前髪が短い女の子がいた。
「!!」
その子は横井千夏だった。
「あ、ごめんなさい!!音楽聴いてて、、」
彼女は耳からイヤホンを出して頭をさげてきた。
「あ、ううん。こちらこそ。」
微かに音楽が聴こえた。
その曲って…。
「blueのocean??」
横井千夏はバッとこっちを見た。
「え、知ってるの??」
「うん。お姉ちゃんがよく聴いてて、」
「そうなの?」
「あ、こないだ新曲だしたんだってね!」
blueとはアイドルグループだ。
blueの曲はとても良い曲だ。
友情系が多いんだよね。
「うん。その曲ききたいんだよね…。
最近スマホのギガ上がっちゃって。PV見れなくなって」
あぁ。私もスマホでみるや。
「あの曲、友達が……あれ?」
あ、横井千夏の友達作る方法おもいついた!!!