「んー…。」


さて、どうしようか。


今日もまた会議で計画を立てなきゃいけない。

とりあえずトイレ行こ。






「冷たっ…」

いくらあたたかい春とはいえ、水はやはり冷たく感じるな。


てくてく歩いてドアから顔をだしたそのときだった。


「わっ!!」

そこには前髪が短い女の子がいた。


「!!」


その子は横井千夏だった。



「あ、ごめんなさい!!音楽聴いてて、、」


彼女は耳からイヤホンを出して頭をさげてきた。


「あ、ううん。こちらこそ。」


微かに音楽が聴こえた。

その曲って…。


「blueのocean??」



横井千夏はバッとこっちを見た。


「え、知ってるの??」


「うん。お姉ちゃんがよく聴いてて、」


「そうなの?」


「あ、こないだ新曲だしたんだってね!」


blueとはアイドルグループだ。
blueの曲はとても良い曲だ。
友情系が多いんだよね。


「うん。その曲ききたいんだよね…。
最近スマホのギガ上がっちゃって。PV見れなくなって」


あぁ。私もスマホでみるや。


「あの曲、友達が……あれ?」


あ、横井千夏の友達作る方法おもいついた!!!