regret medicine〜魔界からの訪問者〜



視線を感じ、私は我に返った。

九下野雛実は、涙を流しながらも私が少し茫然としていたことに疑問を持ったようだ。
疑問を持ったのは私もそうだ。

「あれ」が私の記憶だろうか。