ー…土方の部屋にて…
「トシ、ワタシはつばさ君を信じてみようと思う…。
だが、あの子は女子だ」
近藤と土方はこれからつばさをどうするかを話し合っていた。
「わーってるよ、だが、あいつが自分で決めたことだ。」
「だが……!」
「ふっ……。近藤さん、信じてみようじゃねーか、あいつを」
「トシ……」
近藤は土方の言葉に驚き、土方をみると優しく穏やかな表情をしているのに驚愕した。
あの子は人を簡単に信用しないトシまで変えてしまうんだな……
「ふむっ、わかった!つばさ君のことはトシに任せよう!」
「ありがとよ、かっちゃん」
「あぁ」
二人はそれぞれ未来から来た少女のこれからを静かに祈るのだった