ふぅ…。
あれから、夜ご飯を食べ自分の部屋の前の縁側に腰掛けていた。
「ここの始まりは、芹沢さんと新見さんの二人から…」
二人を生かす、そこから歴史が変わる…変えられるよね…?
少し不安気な顔をし空を見上げた。
「わっ…!?キレイ…っ!!」
星ってこんなに綺麗だったんだ、
知らなかった…
縁側から立ち上がり空を見上げたまま手を空に向け広げ
「星が掴めたならいいのになぁ…」
へにゃぁ、と子供のように笑いしばらく空を見上げ
「先生、私の行く末を見ていてくださいね」
にこっと、笑うと自分の部屋に戻っていく。