「守りたい……ね」
つばさはほんと、変な子だなぁ…
沖田は新見とやり合うつばさを暖かい目でみつめると、土方の方に顔をむけ
「土方さん、つばさが言ってたあれってなんですか?」
疑問に思ってたことを聞いてみた。
「……あぁ…あいつを隊士にするかどうか、だ…」
「「「なっ!?」」」
土方の言葉に、聞いていた幹部が反応し土方の意図がわからずにいた。
「トシ、何を考えているんだ!つばさ君は女の子なんだぞ!?」
「近藤さん、あいつ自身が言ったことだ」
「しかし…」
しぶる近藤に土方はどうしたもんか…とつばさを見た。
「いよっしゃぁあ!!顔面崩壊、錦鯉破れたり!!」
「てめぇ!!さっきから顔しか狙ってねーだろ!!」
「私が顔しか狙ってないってわかっていながら負けてるのはどこの誰でしょうねー?」
「こんにゃろ…!!」
意外に新見さん、弄りがいがあって楽しいっ!土方さんを一人で弄るのは怖いけど新見さんならいける!
弄れる人を見つけたとばかりに目を輝かせる。


