「1日時間を頂きありがとうございました。
もう大丈夫です、包み隠さず全て答えます。」
あれからもう遅いということで、あの部屋で一晩を過ごした。
そして今、昨日の部屋に連れてこられ真剣な瞳で近藤さんたちをみた。
「もう、大丈夫なのかい?」
「はい。
ここに自分が存在しているのなら受け止めるのは簡単でしたから。」
近藤さんの言葉に
大丈夫だというように微笑み返した。
「んじゃぁ、
とりあえず未来から来たつー証拠みせろや」
「ちっ…。
だまれ、ハゲ方…」
「あぁ?!」
「私は“近藤さんと”話しているので、黙っていてください。」
「……てめぇ。
昨日から俺になんの恨みがあんだ、あ゛?」
「恨みはありません、が、私の本能が無理だといっているので…
何故だろう、今すぐぶっとばしたい気分…!!」
「……いい度胸だ、表に出やがれ!!」
「はっ、
喧嘩なら買ったりますよ!」
両者が今にも取っ組み合いをはじめそうな勢いで睨み合うのを周りの人間がはらはらしながら(総司は爆笑してたが)みていた。