秘密*恋

「そやったらええんやけど…あっ俺、稲葉 亮太ってゆうねん♪よろしゅうな!」

そう言って笑った彼は子犬みたいで可愛かった。

なんだ…あんまり怖くないかも。

「私は…篠原 杏 です」

「敬語は使わんでええから!自分いくつなん?」


「17…」

「ほんま!?タメやんっ」