家の近くにある大きくて綺麗な海。 昔、お母さんとよくここで遊んだっけ? そんなことを考え、砂浜を歩いていると、 「こーんな遅くにどうしたんですか?お嬢さん?」 後ろから声が聞こえた。 振り返ると車椅子姿の叶亜が口元を引き上げ、詩音をみている。 「やめてください。そのうわべだけの紳士の口調!」