「……お金なんかより、価値のあるものなんてこの世に何個もありますよ」 詩音の言葉に叶亜が振り返った。 「じゃあそれを分からせればいい」 「誰に?」 「この金に狂った……容疑者たちに」 叶亜と詩音が書庫から出ると、瑠花にちょうど会った。