「ただいまー」
家に着いた途端 廊下の向こうから走ってくるお母さん。
「莉乃!! はやく着替えて!!」
え? 着替えるって何を…?
お母さんに理由を聞く間もなく、メイドたちが私を部屋に連れてった。
「え!! ちょっと、いきなり着替えろなんて言われたって分からないんだけど!」
『大丈夫です、お嬢さま!! 私たちが着替えさせますのでそこに立っていてください!!』
元気よく伝えるメイドたち。
なに? ほんとになんなのー!!!
『さぁ、出来上がりましたよ。まぁ!! お嬢さま、お綺麗です!!』
綺麗ってなに?
そう思って鏡を見てみると…

