偽り彼氏















「…そういえば、舜なんでここにいるの?」



「…は?いや、俺クラスここだし」



「…えぇ⁉︎そうなの⁉︎」




今年はなんだか楽しそう!
舜とは去年はクラス違くて、あまり話す機会なかったんだよね。
でも、今年は一緒になれてよかったぁ。
もちろん、幼馴染みとしてね!





「…あ、芽衣!あとで話したいことがあるんだけど」



「いいけど…」



「ほんと⁉︎嬉しい‼︎」




あたしは芽衣に抱きついた。
やっぱり芽衣は優しいなぁ!




「…キモい」



「うるさい!舜には関係ないもんねー」



「…あっそ」




舜は舌をベーッと出して男子の方へ行ってしまった。
…ったく、子供じゃないんだから。
って、あたしも子供か。






お昼休み。
あたしは芽衣とご飯を食べていた。




「…んで?話って何?」



「…あのね、実は朝_________」




あたしは、朝起こったことを全て話した。
学校一モテるイケメン男子のニセカノになることを…





「…えっ⁉︎でも、それって付き合ってはないってことだよね?」



「…そうなんだよねぇ」



「なんでそんなの断らなかったの?」



「…だって色々事情あったし、あんな顔して言われたら断れないよ」



「…事情って?」



「…龍崎くん、女の子が苦手なんだって」



「そうなの?…でも、そんな風には見えないけどねー」




確かに、普段学校では女子を拒否してる感じは見られない。
…ってことは、我慢してるのかな?