すると、 成美は 椅子から立って 場の空気を 変えるため 話題を変えて 話し出した。 「そ、そういえば 借り物競争の時 どうして私を 借りたの?」 「あぁ?」 なんで 言わなきゃ いけないんだよ。 「借り物競争の時、 私を連れて 行ったじゃん!!!」 俺は成美の 顔を見て 甘い声で言った。 「あぁ…。 言わなきゃいけない?」 「っ――……!!」 立っている 成美を見るには 自然と 上目使いに なってしまう。