生徒会長と甘い恋





「キスしてよ」


男の顔は

まだ私の

目の前にある。


「キ、

キス――…!!??」


「そう、

キ・ス♪」


私の返事も

聞かないで

男は

目を閉じていた。


な、なに

考えてんの

この人わぁ〜!!??


バッチーン!!


気付いたら

私は

男の頬を

思いきり

叩いていた。


「最っ低!!!!」


そう言い残して

私は

生徒会室を

走り去った。