「成美の彼氏って 3年生の 生徒会長らしいね」 「う、うん」 どこから、 そんな情報を。 まあ、誰かに 聞けばすぐ分かるか。 私たちが 付き合っていることは 学校では、知らない 人はいないだろう。 優介は有名だからね。 「今、3年生は 修学旅行で この学校にいない――…」 たっちゃんは、 独り言のように呟いた。 「てことは、今が チャンスってことか…っ」 そう言って、 たっちゃんは ニヤッと笑った。