「奪ってやる…」 「へ?」 ずっと俺の胸に 顔を埋めていた 成美の顔が こちらを向いた。 そして俺は 成美にキスをした――…。 「俺… 成美が好きだから」 俺は、それだけ言って さっき来た道を もう一度歩いた。 今日、久しぶりに 会ってわかった。 俺はやっぱり、 成美が好きだ。って。 彼氏がいたって 関係ない。 絶対に 奪ってやる――…。 誰であろうと 関係ない。 俺は成美が 好きだから――…。 **************