生徒会長と甘い恋






放課後になり

私は怒りながら

生徒会室に入った。


「失礼しますっ」


「あ、来た来た」


生徒会室には

待ってましたと

言わんばかりの

笑顔で

笑いかける

生徒会長こと

上原優介。


「あれ…?」


私は

生徒会室を

見渡した。


生徒会室には

私と生徒会長の

2人しか居なかった。


ちょっと

遅い目に

来たはずなのに。


(2人きりに

なると、

なにされるか

分からないから)


すると

生徒会長が

私に

近づいてきた。

表の笑顔で――…。


その

表の笑顔が

逆に怖くて

私は

後ずさりした。


トン…ッ


「あ…」


後ろを

振り向くと

壁だった。


ヤバイ…。

またこの前

みたいな体制だ。


だから顔近いっての!!!


「まんまと

引っ掛かったね

子猫ちゃん♪」


表の顔から

裏の顔に

だんだん

変わっていた…。