「おはよ〜」
「おはよっ」
高校に
入学して
新しい
クラスにも
慣れて
友達も
増えてきた頃。
生徒会長は
あの日から
何もしてこない。
やっぱり
あの日の
出来事は
夢なんだ。
そうだ。
全部夢っ!!!
綺麗さっぱり
忘れよう。
「えぇ、
今日は
委員会を
決めようと思う」
クラスの
人たちは
嫌々ながらも
推薦や多数決で
委員を
決めていく。
もちろん
私は委員会なんて
面倒臭いことは
しない。
「あとは、
代表委員だけだな。
誰か
してくれる奴
いないかぁ?」
先生が
困った顔をして
私たちを見ている。
そんなときだった――…。
ガラッ

