唇が離れ、柊くんが言う。





「どう?初恋の相手とキスできて。良い思い出だろ?」




パチンっ、、、





あたしは柊くんの頬を思いっきりはたいた。







「最低!あんたなんか大嫌い!」




そう言って、あたしは柊くんを突き飛ばし、急いで屋上を出た。







「はあ、、何やってんだ俺は、、」




柊くんが悔しそうに悲しそうに、そう言っていたのも知らずに。