美「ごめんよ羽美…」


羽「ま、美雪のお寝坊には慣れてますから…笑」


この女神のように優しいのは、藍野羽美(あいのうみ)
高校二年生
幼稚園からの仲の神友


羽美はショートボブの茶髪
怒るとほんっとに怖い…
思い出しただけで震えが…
でも、友達思いでマジちょーだいすき!


ちなみに私は暁月美雪(あかつきみゆき)
高校二年生


黒髪ロング、腰ぐらいまであるんだよ!
お母さんが長い髪が好きだったのだからずっと伸ばしてる!
性格は只々元気!笑
よく天然って言われるけど…
絶対にありえない!


私の両親は二人共私が小学生の時に事故で他界した


だから今は一人暮らしだ


え、家賃とか学費はどうしてるかって?


私のお父さん側のおじいちゃん暁月賢治郎(あかつきけんじろう)はとんでもない金持ちなのだよ…


ただどんな仕事をしてるかはなんにも教えてくれない


でもとっても優しくて私は大好きだ!


だから何も聞かないことにしている



羽「美雪~今から学校行っても意味なくない?」


……それもそうだ
今日は高校二回目の夏休み!…の前日
つまり終業式の日だったから2時間しかなかった


美「成績表見たくもないしサボっちゃう?」


羽「さーんせーい!」