それはそれは怖いことで
平助くんたちは今にでも逃げ出しそうだった
沖田さんはというと…
相変わらずの表情で土方さんを見つめている
「てめえらあとでまとめて俺の部屋に来やがれ」
「そりゃないぜ土方さ」
「あ"ぁ?まだ言いたいことあるってのか」
土方さんは
新八さんに最後まで喋らせる気はないみたいだ
新八さんはそれから言い返すこともなく
平助くんたちと見合ってため息をついていた
そして再び土方さんが口を開いた
みんな一斉に唾を飲み込む
「とりあえず広間に集合だ」
それだけ言って彼は屯所内に入っていった
私は沖田さんのほうを見る
彼はそんな私に気づいたのかこちらを見て
またニッコリ微笑んだ
"行くよ"
その言葉を聞いて私達は歩き出した
平助くんたちも一緒に
広間へ向かったのだった

