月明かりと薄桜 -誠の絆-



「りん、どうかしたか?ぼーってして」

「平助はおこちゃまだなあ。左之に惚れてんだよ!」



平助くんが顔を覗いてきたと思ったら

すかさず新八さんのツッコミが入ってきた


たぶん私が左之さんをじっと見つめていたからだろう


ていうか…


ほ、惚れてる!?

私が!?



「ち、違います…!」


そう言うもののお酒の入った男の人はもう止められない


はいはい、とあしらわれるだけだった

本当に惚れてるとかそういうんじゃないのに…



「俺ならいつでも大歓迎だぜ?」

 

左之さんが私の耳元でぼそっと囁いた