「僕は一番組組長 沖田総司」 微笑みながらそういう彼 彼があの沖田総司かあ… 一番組は重要な役割を持つと聞いている そんな一番組の組長に会えるなんて… 「ねえ、僕の話も聞かせてよ」 興味津々な態度でそう言ってるけど その目は明らかに私を敵対視してるものだった 彼の生涯は 簡単に本人に伝えられるようなものじゃない たぶん今の彼は まだ知らない事実かもしれないから 唯一話せるとしたら…