月明かりと薄桜 -誠の絆-



「あれ、ここって図書室…」



私はふらっと目を覚ました

そこは間違いなく学校の図書室で

目の前にはたくさんの本が並んでる




あれ…?

私今まで何してたんだっけ…?

どこか遠いところへ記憶がいってた気がするんだけど


思い出そうとすると頭が痛くなって

全然思い出せない


けれもなぜか

懐かしい感じがする_____




「この本って…」



私の手の中には一冊の本があった

タイトルは

"誠の絆"

綺麗な桜の表紙が特徴的だ



新選組とか幕末の本なのかな…

でも何かがおかしい

この本には背表紙にマークがついてない

図書室にある本は基本

棚の番号が書かれてるシールが貼ってあるはずなのに

それがなくて…


しかも

表紙にも学校の印鑑がない



すると突然

後ろから声がかかった