月明かりと薄桜 -誠の絆-

 

震える手で必死に刀を握って

肩が強張りながらも

真っ直ぐな瞳で敵を見つめていた



これも一くんのおかげかなあ

剣の腕は使えるくらいにはなってた

でも

女の子は女の子だ

相手は武士

気持ちは勝てても結果は結果だ



よくここまで頑張ったね



口にはしてないけど

僕だって褒めるときは褒めるよ

…口には出さないけどね



そんな君を見た時

僕は決めたんだ

僕な君を守ろうって

その必死に立ち向かう君の背中を

守ってあげようって



普段の僕なら

こんなこと絶対思わないんだけど

なんでだろうね

それはやっぱり

君だったからかな