月明かりと薄桜 -誠の絆-



二人の一揆打ちが始まってから

間もない頃だった


目を離さず二人の動きを追っていると

一つの動きがあった


桜田の動きが乱れた…?


次の瞬間だった

沖田さんはそれを見逃してはいなかった




「どうやら僕の勝ちみたいだね…!」

「っ_____!」



カシャン____



沖田さんは

桜田の刀を振り払い

自身の刀を桜田の体に突き通した



彼にはなんの迷いもなかった

一瞬で桜田を仕留めたんだ





彼は勝った

沖田さんは桜田に勝ったんだ



私、また守られちゃったなあ…



一騎打ちを終えて

疲れ果てている沖田さんの側に行こうとしたときだった


さっきまで自身で立っていた沖田さんの体は


ぐらっと傾いた_____