月明かりと薄桜 -誠の絆-



「君、ほんとうに僕を早死させたいの…!?」



沖田さんは

桜田と刀を交じ合わせながらそんなことを言っていた


"そんなつもりじゃ…!"


そう言いかけて彼の横顔を見ると

なんでかな

ちょっとだけ楽しそうに見えた




それから

二人だけの一騎打ちが始まった


山崎さんは私に刀が飛んでこないように

ずっと私の前に立っていてくれた




沖田さんは…本当にすごい人だ

剣の腕はすごいと聞いていたけど

予想以上だ



斎藤さんと稽古をしてる時ですら関心していたのに


稽古の時は本気じゃなかったんだろう

今は初めて見るような動きに速さ


桜田に向ける刀は

速すぎて目では追いつけないほどだった




お願い…沖田さん

勝って_____




私は

そう願い続けた