月明かりと薄桜 -誠の絆-



「彼は君を幸せにできない。僕だったらキミのそばを離れない」


「幸せかどうかを決めるのは私よ」



私はそもそも

沖田さんとの幸せな日々なんて望んでない

沖田さん自身が

沖田さんが

やりたいことをやれて

彼自身が幸せになることを望んでる



その隣に私がいる必要なんてない

それに私の方が彼の隣にいれない

時間は最初から決まってるの

だから

私は彼との未来を夢見てない




「君が僕のところに来てくれるなら僕は君を殺さない」



一つの駆け引きが行われる



「私があなたを選ばなかったら?」


答えは最初からひとつだけ




「殺すまでだ____」