月明かりと薄桜 -誠の絆-


「僕先に部屋に戻ってるね」



…なんだか寂しいよ

私の先を歩く沖田さんの背中



以前よりも細く小さくなってる気がする

お願いだから、死なないで


私を一人にしないで


あなたを守るって決めたから

守りたいもの

やっと見つけたから




「何いじけてんだよ」

「え?」



沖田さんの背中を見つめていると

ふと後ろから声が聞こえた




振り返るとそこにいたのは

優しそうな温かい目をしている

左之さんがいた____