その時、沖田さんの表情が変った さっきまでそっぽ向いていたのに 土方さんの目を見つめ 何かを決心したかのようにこう言った 「これからは僕が彼女を守ります」 確かにそう…彼は言った 静まり返った鬼の部屋で 聞き間違えるはずもなかった 張り詰めた空気の中 彼の言葉だけが響いたのだから 「男に二言はねえぞ」 土方さんが確かめるように沖田さんの目を見つめた すると彼は"はい"とはっきり返事をした 二人の空気は成立したとしても 私にはさっぱり分からない 頭の上に疑問符が浮かぶばかりだ