月明かりと薄桜 -誠の絆-



その時だった___


カシャン___!


思わず怖さに耐え切れず

目を瞑ってしまったものの…


あれ…?痛くない…?

それよりも今、刀がぶつかる音がした?


私は思い切って目を開けると




「お、沖田さん?」



そこにいたのは"猛者の剣"だった

細い背中は間違うはずもなく

彼だった




「…っ!言わんこっちゃない!」


私に降りかかったあの刀は

猛者の剣によって間一髪免れた




でもどうして?

私を敵だと思ってるなら

助ける必要なんてこれっぽっちもないのに

沖田さんはやっぱり変わってるよ__