月明かりと薄桜 -誠の絆-



「別に私は…」

「神崎、部屋に戻るぞ」



その挑発乗ろうとすると

斎藤さんが止めに入った


私と沖田さんの問題なのに

心の中で斎藤さんに反抗して彼の目を見るも


何も言えなくなってしまう



「うっ…」


彼はときどき土方さんに似ている

昼間の笑顔はやっぱり珍しいもので

普段は無表情なため迫力がある

だから私はこれ以上何も言えなかった



「はぁ…斎藤くん、ちょっと待って」


沖田さんはため息をついたあと

斎藤さんにまったをかけた

そしてトタトタと駆け足で部屋に戻った



なに?



それは斎藤さんも思ったらしく

不思議そうに首を傾げてた