月明かりと薄桜 -誠の絆-



いいんだ、別に


私だって別に彼らに信頼される必要もないし


彼らに仲間だと認められる必要もない



私を預かってくれてるのは嬉しいけれど

それもそこまでだ




私は自分がいた時代に帰りたい

早くこんな屯所内から抜け出したい




そうだ、そうなんだよ

私がここにいる理由は

未来に帰る方法を探すため



そう言い聞かせてたのに…

彼のさらなる一言で

私の中の何かがプツンと切れた



「どうせ君は僕の未来を知ってるんでしょ…?だったら言ってみろよ!!」