ピピピッピピピッ


「あー!!!うるさい!!!!!」


イライラしながら目覚まし時計を止めて時間を見ると…


「は、8時15分!?!?!?!?」


遅刻だよ!!!!


急いで飛び起きて、まだ新品の制服を雑に着て歯磨きをして…と最低限の事だけをして寮をでた。



もちろん他のみんなは先に行っていたので寮は一人だけだった。


「なんで同じ寮に住んでるのに起こしてくれないのーーーーー!!!!」



そう叫びながら学校まで全速力で走った。



「はぁ…はぁっ…ギリギリ間に合った…」


学校に着いたのはいいんだけど…校舎入ってからクラスまでの距離遠すぎるよ!!!



二日目から寝坊なんてみんなになんて言われることやら…



気分が重いままドアをガラッと開ける


「奏…お前二日目から遅刻とかマジかよ」

手を叩きながら愉快そうに笑う颯汰


「ほんっとよねー…これから心配だわ」


颯汰に便乗して愛美が言う


「起こしてくれればよk…」


おっと…凄く問題発言しちゃったよ今



今日はツイてなさすぎだよ!!!!!!