「いや、納得出来ないんですけど。何で俺達が選ばれたのか理由がわからないですし、寮の事もまだ聞かされてないですよ。」


うわー、松田さん冷静ー。
てか言いたいこと言ってくれたわ…


「まぁ、細かい事はこれ渡しとくからよーく見といてね。あと寮の事だけど他の生徒とは別の寮だからそこんとこよろしく!
って言っても、場所はそんな変わんないし女子と男子別れてるから心配しないでね。あ、一緒が良かった?笑」


先生はそう言って、資料のようなものをどさっと机の上に置いた


「あ、寮は女子棟と男子棟の近くに小さい家みたいなのがあるだろ?それがお前らの寮だよー。あ、今思い出したけど一緒が良かった?なんて聞いたけど、風呂とかリビング共同なんで笑」


笑いながら言う先生を見て言葉が出なかった。皆口を開けて結城さんに関してはパクパクしていた

そんな空気を破るように颯汰が、

「ま、楽しそーだし良いんじゃね??他の生徒とは違う経験出来るって考えたら悪くはないと思うぜ?」


凄くポジティブなのね!!!!!
まぁ、確かにそう考えれば悪くは無いよね

「私もやるだけやってみたい…。」


颯汰に続くように私も言うと
ほかの二人も承諾してくれた。

松田さんが良いよなんていうのはびっくりしたけどね笑笑


あ、でも一つ問題が…