恐る恐る顔をあげ大介の顔をみると…
「ひぃ…!?」
真っ黒な笑みを浮かべた大介を目があった。
ー…いや、目が笑ってないよ…!!
「だ、だいすけ、くん……?」
「俺のことを忘れるなんて許さない…」
そういうと、ゆっくり顔を近づける大介に思わずギュッと目を閉じた
「…?」
目を閉じたみさきは首筋に違和感を感じ恐る恐る目をあけると…
ー…大介はみさきの首筋に顔を埋めていた…
「……で……ですか…?」
「え…?」
弱々しく「なんで、僕のこと忘れたんですか…?」と消えそうな声で再度呟いた。
その弱々しい声と微かに震えている大介の姿にみさきの胸はズキズキと痛んでいた。


