もちろん、友子もその対象だった。


でも、他の女と違って絶対諦めなかった。

 
あんなにひどい振り方してまだ好きな奴がいるか?


デートもなかなか面白かったし…


遊びに行ったのなんて久しぶりだったな。


でもこんな人生はもう終わり…


あしたはいよいよ婚約者と会うのだ…。


よく考えてみれば、友子が松山と付き合ってくれて俺としては、助かったのだ。


どうせ、友子なんて俺のストレス発散道具だから。


そう言い聞かしてる俺もかっこ悪いな…


顔は全然可愛くないのに…。


なんで惚れてしまったのだろう?