「おはよう、友子。
B組になれて嬉しいね。」


「そうだね~。」


私達はC組から見事B組になれた


「そういえば!
夏休みでおわかれって本当なの?」


「情報はやいな~。
留学することになったの。」


「スゴーい。
まぁ…渡辺先生に気に入られて事務所に入ったんだから当然かもしれないけど…

まぁ、友達だけどライバルでもあるからね~。

頑張ってとはあえて言わないよ。」


「わかってるよ!
私も春休みの演劇あえて褒めないから。
プロなら当然だもんね~。」


「まぁね。
あと…片思いはいいの?」


「あ~、大多和君は結婚するのよ。
だからもう吹っ切れたから(笑)」


「ならいいけど…。
それより結婚といえば友子のいとこのモデルのAMIと光くんもだよね。」


「そうそう!
大多和君&姫華さん夫妻
光くん&亜美菜夫妻

なんか…
知りあいに2カップル同時に結婚されるとまだ高校生なのにあせるよね~。」


「本当、友子のまわりは豪華すぎだよ。」


「たしかに…
だから私の家だけ平凡って事!!」


「え…
友子が平凡とかありえないから!」


「私って平凡じゃないの?」


「かなり魅力あるよ。」


「お世辞はいいよ…。」


「敵にお世辞言うバカがどこにいるか!」


「なら素直…ありがとう。」


「どういたしまして。」

そして夏休みまでの学校生活大事な一日目が終わった。