そしてそのバチはあたってしまった。


ドタ


こけてしまった。


「おい! 
大丈夫か?」


「本当にドジねー。」


血がゆっくりとではじめた


でも…走りたい!!


「大丈夫だよ。」


そしてゆっくり立ち上がった


「イタ!」


「お前足もひねったのか?」


「うん…そうみたい。
でも走るから。」


「お前は馬鹿か!!」


そして私は大多和くんは私にお姫様抱っこをしてくれた。


「そこまでする意味あるかしら!」


「そうだよ…重いし。」


「お前は黙ってろ。」 


まるで少女漫画のように大多和くんは走りながらお姫様抱っこをしてくれ私の心臓は固まりそうだった。


「ありがとう、大多和くん。」


「別に…。」


私に大多和くんを諦めることができるの?


ううん…出来やしないよ


そんな優しくされたら


結果は
ピーすちゃんが1位

もえもえのちゃんが2位

私はそのまま救護テントに行ったので失格になった。


でも私は最高にドキドキの体育祭になった