ニキビ女子!彼のハートをつかみとれ【完】

今まで練習してきたんだから大丈夫よね…。

演劇の舞台で緊張は慣れてるしー、大声出して応援しとけばいいんだもん。


ドックン,ドックン,ドックン


ん、緊張してない割には、なんか大きな音が聞こえるって…

うーん…きっとこの音は空耳だよ。
まさか心臓の音なわけないじゃない…。

そのまさかですよ…。

あー、緊張する。


「友子顔引きってるよ(笑)」


「真矢!
それに橋元くんまで!?」


「まだいるよ!」


「え…。」


「お姉ちゃーん。」


「友美に春樹まで!?
来るなっていったでしょ!」 
 

「来るなって言ったら余計に来たくなるぞ、姉貴。」


「そうそうー!」


「友美ちゃんと春樹君途中出会ったんだ!
うちらは空に聞いてね~。」


「俺は真矢の付き添いでな。」


「あー、余計に緊張してきたじゃない!」


「頑張って。」


「真矢と見ているからな。」


「お姉ちゃん、頑張ってね。」


「姉貴がんばれよ。」
 

みんなが応援してくれる。


ちょっと恥ずかしいけど、やっぱり嬉しい。


「おい、行くぞ。」


西川君もそこへ来た。


「空も頑張れ。」 


「うるせー真矢!
それより天沢、大変だぞ。」


「何が…。」


なんか問題起こしたかな?


「お前が来ないから1組W松がカンカンに怒ってるぞ。」


「えー、マジで?」  


「ばいばいー、頑張るね。」

ついでに…
1組W松とは、松木君と真吾君の二人を呼ぶときに使う西川君と私の共通あだ名だ。