チュ…。


ほっぺにキスされた。


「友子、唇は大多和のためにとっておけ!」


「ありがとう、本当にありがとうね…慎吾くん。」


そして私も慎吾くんに軽くほっぺにキスをした!


「お返しだよ。」


「だから唇はとっておけって!」


「これは感謝の気持ちだから。」


「また好きになっちまうじゃないか…。」


「もう、慎吾くんたら!
女の趣味悪いー。」


「いや、俺は大多和よりも趣味はいいと思うけどなー。
友子は、世界一の女だよ!
そんな人の初めての彼氏だ。」


「慎吾くんったらー!
からかわないでよ~。」


慎吾くん、お世辞でも今の言葉は嬉しかったよ。


やっぱり私は男の趣味悪いのかな~。


でも、これでスッキリした。


大多和くんのハートを掴みに最出発だ!